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2006年6月30日 (金)

北海道の観光に思うこと

今回蘭越に伺うとなってからすごく気になってることがあり。

数年前からブームになっているオージーたちのニセコ人気。市内のスキー場や

居酒屋にはオージーが溢れてるとの報道が盛ん。なんでもニセコの素晴らしい

パウダースノーが一番の理由だそうだ。富裕層が短くても2週間滞在するという

から、使うお金は結構なもののはずだ。

でも私が一番気になったのは、オージーたちのお金って、もしかするとニセコ

の地元じゃなくて、オージーの旅行代理店に一番落ちてるのではないかと

いうこと。北海道の典型的(搾取)スキームの「原材料を安く(たたかれて)提供

させられて、製品自体は道外で高いものとして売られている」=つまりは明太子

ビジネスになってるんじゃないかなと。宿や食事などの地元業者がたたかれたり

して儲かっていないんじゃないか、ということ。でした。

旅行に限って言えば、昔の「2泊3日函館知床札幌を回ってカニ付き」という強引

なツアーはさすがに減ってきていて、一箇所に滞在するものや、花粉症避ける

ツアーや移住を目的としたツアーなど、個性的なものが出てきているが、それは

大抵本州系の大手旅行代理店の主催によるものが多く、結局お客さんが喜んで

北海道を満喫していただいたとしても、お金は本州に落ちる仕組みになっている

のは変わらない。誠に悔しい話じゃあーりませんかっ。

今年度は食と観光に力を入れます!という行政や自治体が多いけれど、この

搾取スキームを根本的に解消しないかぎり、北海道にお金が落ちる形にしない

限りは、観光客が何人に増えた、地域で新しいNPOが生まれたレベルでは

到底経済的に影響するのはちょっと遠い話のように思う。

一昔前のまち作りコンサルさんとかまち作りリーダーとかは、「地域は人です」と

言い続けてきたが、状況が変わらないことを見れば、「人」はそりゃ大事だけど

それよりも「きっちり地域が儲けられる」企みを作るべき、じゃないのだろうか。

と提言しても、「北海道の人ってお金儲け苦手だからね」とニヤニヤしている

どさんこを見るにつけ、未来はあんまり明るくないのかなぁ、なんて。

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2006年6月29日 (木)

蘭越のステキな仲間

ご縁があって昨日は蘭越町で移住に関する講演をさせていただきました。

セミナーの主催者は地元の経営者が組織するNPO法人WAOさん。昨日の

お客さんは民間の人が主体とか。話す側としてもキンチョーしてしまいましたぜ。

お題が「移住」というだけあって会場には移住してきた方もちらりほらり。

そのうちのステキな男性お2人に声をかけていただいたのですが、その方は

地元の廃校になった小学校の校舎で木工の工房を開いておられるとか。

10年前に移住されてこられたとのことでした。

で、なんでもその一人のは北海道に移住しようと思った際に私が10年前

開拓使の会の事務局時代に道内の木工関係者をご紹介したそうで、その照会先

に宛てた手紙を持参されて(10年前の手紙ですよ10年前!)「いつかあの時に

太田さんに紹介していただいたお礼が言いたかったんです」と優しい笑顔と共に

ご自身の作品のメモクリップをプレゼントしてくださったんですよ!

いやー感動というか、うれしいというか、滅相もないというか。

開拓使の会の事務局時代に、親身になって相談にのった方は数知れず。ご飯を

食べにつれてったり、自宅に行って話を聞いたり、いつでもおいでねと優しい声

をかけ続けたり、でも結構みんな勝手で、自分が寂しくなくなったら掌を返した

ようにいなくなってしまう方も少なくなく。結構人間不信になったときもあり

ましたが、昨日の再会で悲しかった色んな思い出が吹っ飛んでったようで、

深夜になった帰り道の中山峠越えも楽しく軽く感じました。わかってくれる人が

わかってくれればOK。いつかは自分に返る、ということ、ですか。

※ステキなお二人の工房 《木工房 湯ノ里デスクwww.yunosato-desk.com 》

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2006年6月26日 (月)

男は黙ってサッポロビール

最近札幌近郊の工場見学にハマッています。空港近くの千歳の工業団地では

サッポロビールやキリンビールといった北海道の定番に加え、調べたところ

カルビーとかキッコーマンとかも見学できるようですし、札幌市内ではアサヒ

ビールにヤクルト、そして雪印あたりが見学OKとのこと。

Dscf0162早速キリンとサッポロの工場見学に行ってきました。

オトナになってもぐわーっとビールが流れてきたりするのは

スゴイと思うし、なんせ建物全体からフレッシュな

ビールのいいにおいがするからタマラナイ。お待ちかねの出来立てのビールを

ぐいっと試飲すると、ああこれからはここの商品を積極的に買おうと思う単純な

自分が見えたりします。工場見学数々あれど、なんか落ち着いていてオトナで

何度いってもいいなぁと思うのが、余市のニッカウヰスキー。余市の自然の中で

シングルモルトウイスキーの香りに包まれて散策するのは結構ステキだったり。

Dscf0176試飲会場も工場内の自然を見渡せる中で、

ウイスキーいただけるのだから

酔わないわけがない。氷も水も自由なので、

好きな濃度でお酒をいただけるしなんなら、軽いけどちゃんとしたおつまみを

買ってじっくり飲んでいけるというのもウレシイです。

札幌市内のサッポロビール工場が生産を辞めたために見学は歴史のみに

なりましたが、試飲(有料だけど)では色々ビールが選べるし、北海道ではあまり

ないビアホールのような場所で飲めるのもよし。

ってなんだか飲んでばっかりですな。

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2006年6月23日 (金)

タロとジロ

P505i0012124291 北大植物園内の博物館にいる、南極物語のタロくんです。

7月は東京に出張とのこと。

国立博物館にいるジロくんと再会するのだとか。

東京は暑いから気をつけて行ってきてください。

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2006年6月22日 (木)

あったらいいなJR編

道内出張で一番利用するのがJR。ヒラ、というのも大きいけど、冬場では雪で

飛ばないことが多いといううスゴイ理由で飛行機を利用することはあまりない。

となると、この間の根室出張だってJRとなる。最近は振り子特急(ふ~らふ~ら

動くから酔う人もいるとか)のおかげで昔から比べると札幌ー釧路も大幅に時間

が短縮されて4時間ちょいという速さになったけど、それでも帯広くらいになると

「おろしてくれぇ」と叫びたくなること多し。そこで、最近は駅でDVD本体とソフトを

貸し出しを始めて好評だと聞くけど、本当に黙って運ばれるのを耐える、という

のはツライ、重たいパソコン持ち込んだって電源が持たないし、よどんだ車内で

企画書がすらすら書けるわけでもないし、椅子網ポケットの冊子も1ヶ月しないと

新刊にはならないし薄いし、ipodや持参した小説でも限度があり。

旅行だったら車内販売でバナナ饅頭でも売りにきたらわーい買おうかっと思う

のだろうがトマムあたりできゃっきゃと降りている若人たちをいいなーと横目で

眺め沈黙の海に漕ぎ出すおじさんたちのため息が集まると結構重いのである。

そこで、提案。あったらいいなぁサービス。時間がなくていけないけど、時間さえ

とれればやりたいことをあげてみた。まずはマッサージ車。腕のいい人にポイント

押してもらうと天国じゃ。車内じゃ座ってばっかりなので、血行促進にもよいだろ。

次にフィットネスクラブ車。エアロバイクを置いてもらってわっせわっせ漕ぐのだ。

到着地で滲む汗を爽やかに拭きつつ迎えの担当者に笑顔で明るく挨拶すると

好印象間違いなしだ。そして欲しいのが映画車。4時間もあれば大作だって

OK。大プロジェクターで「北斗の拳」あたりを見て、お前はもう死んでいるくらい

人に威圧感を持てば、不利な商談だってへっちゃらだ。

あと、散髪屋さんとかお風呂とか考えたけどJR(振り子だし)結構揺れるので

ちょっと厳しいかな。お座敷列車や、季節ごとのお酒つきのイベントも根強く

続いてるので、需要があるようだけど、一番利用の多いビジネスマン向けの

気の利いたサービスってまだイッパイあるような気がする。

是非取り入れてもらいたいのですよ、JRさん。

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2006年6月21日 (水)

もうちょっと花咲

久しぶりに仕事で根室に行って来ました。北志向でアラスカまで住んじゃった

私にとって北海道ではいくつかシビレル景色はあれど、どうしてかと言われても

困るけど、釧網本線とか花咲線とか、宗谷岬とか、納沙布岬とか、でもなんと

言っても霧多布がNo.1にたまらん好きだったりしてます。

釧路までは仕事でいくことありますが、さて今回花咲線に乗って、根室までいけ

るのはちょっとうれしかったりしました。

訪問先の会社さんの紹介で地元の宿を紹介いただき、仕事を終えて宿まで

送っていただき、さぁ後はお風呂入ってスッピンになってご飯だ!と思っていた

ところ、地元の建設業の社長さんが声をかけてくださり、それがきっかけで

その夜は地元の元気な濃いおじさま達の宴会の末席に加えていただくことに

なりました。つい最近解禁になったというオダイトウの北海シマエビやら

今話題のエゾ鹿にエミュー。海のものだけじゃなくて色んな幸を堪能。もちろん

お酒は根室の名酒「北の勝」!。美味しいお酒とともに、地元の皆さんの

色んなお話が聞けて、一気に根室のことをたくさん知ることができたように

思います。わずか一日の滞在で、大好きな霧多布岬も見てないし、遥かに

北方領土も見てないし、カニも食べてないし(いや仕事しに行ったんですけどね)

去るのはちょっともったいなかったのですが、何事も「もうちょっと」でとめておく

のが一番色気があるもの。また根室に来ますと宣言して、最後までお世話に

なりっぱなしで、手土産まで持たせてくださって、再び花咲線に乗り込みました。

今夜は根室で買って来た夏限定発売の「北の勝くーる」を飲みながらもっと

好きになってしまった根室の思い出話に花咲かせようかなと。

また会いたい人がいる、また見たい景色がある、というのが観光の基本かも

しれません。「もうちょっと」がキーワードかも。

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2006年6月16日 (金)

キッチンウォーズ2

クロアチア料理って何だ?とブログで書いてから、トーゴ料理って?

トリニダードトバコ料理って?となんだか気になってしまって、早速

調べてみました。HPで結構掲載されていて、その国の歴史とか

気候風土とともにレシピが載ってたり、また現地在住の日本人のブログ

なんかを検索できたりして各国料理調査に結構(仕事中に)ハマッてます。

例えばトリニダードトバゴ(今までトバコだと思ってたけど、トバゴだったのです)

の名物料理は旧英国領でインド系の人も多いらしく「ロティ」というひよこ豆

カレー入りのパンみたいなヤツだったり、イランでは「クク」というサフラン風味

のお好み焼きみたいなのが名物だったり、おやビールに合いそうかも。

ちょっとチャレンジしてもいいかもレシピがたくさん。

でクロアチアは「サルマ」という塩漬けのキャベツを使ったロールキャベツとか

「チェバブチッチ」というハンバーグの長いのみたいなのが名物だそうな。

この日曜はクロアチアを食うぞ!ということで、サルマとかチェバブチッチ

(チェバブチッチ・・・いい名前だ)とか、クロアチア料理作ってみよ

っかなと。北の大地からドイツに向けて念力を送りたいと思っています。

ちなみに、トーゴ料理はバナナのてんぷら。う~んトーゴ恐るべし。

で、トーゴってどこにアルゼンチン?(減点)。

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2006年6月15日 (木)

キッチンでの戦い

初戦が黒星だっただけに、一気に力が抜けてしまった感じのワールドカップ。

マスコミではクロアチア戦に向かってまだいけると煽り続けてるようですな。

野球ファンの私には、サッカーの試合は2時間中ず~っとピンチかチャンスが

続きまくるので疲れ果てるというか、見方がわからず慣れないぜ、という感じ

ではありますが、せっかく世界でもすご~く上手な人たちがプレイしてるのを

見られるチャンスなのでサッカーを見ることにも慣れてみようかなと思って

毎晩10時からのライブはがんばってみてます。でも、飽きる。そこで、

自分を盛り上げるために毎晩試合をするチームの食べ物やお酒を用意して

楽しんでいます。

昨日だったらスペインだからスペイン風オムレツ、とか、ドイツだったらソーセージ

に黒ビールとか、イギリスだったらフィッシュチップスとローストビーフにスコッチ。

韓国とトーゴの時はとりあえず韓国料理ということで知ってる方の国の料理や

お酒で取りあえずラインアップしていますが、できれば知らない方の料理お酒を

挑戦してみたいと思ってたりしてます。

もちろん日本戦はオージービーフにオーストラリアワインでオーストラリアを

飲むぞ食うぞ!と意気込んだんですけど・・・。

でもでも今日はエクアドル×コスタリカ・・・。どーしよう。

それより次の日本戦、クロアチア料理って何?

毎日キッチンがワールドカップ状態の楽しい戦いが続くのである。

がんばれにっぽん。

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2006年6月14日 (水)

明太子の逆襲

今日から札幌東急百貨店で大・大阪博覧会が開催されるというチラシが道新に

挟まっていた。通天閣がどーんと中央にあって、ご来光のように赤と黄色のライン

が走り合間に「もうかりまっか」「ぼちぼちでんな」「まいど」の関西弁と、たこ焼き

や串カツやずぼらやのフグにグリコの看板などの写真がちちばめられている。

いやでも手にするド派手さ・・・う~ん濃い。濃過ぎる。私はナマで「もうかりまっか」

「ぼちぼちでんな」などという会話は聞いたことないぞぉ。関西出身というとこういう

イメージで見られているんだろうな、と思うとかなりフクザツな気分だ。

一方、北海道に移り住んで時計台前で仕事していたとき、本州の友人から

「ガリンコ号が流氷に閉じ込められたようだけど、あなたは大丈夫か?」と

電話が入ったり、「時計台からラベンダー畑って見えるの?」と聞かれたり

「根室では花咲ガニが横断歩道を歩いてる」と言ったら本気にされたり、

北の国からの影響かどうか知らないが、北海道の人は豪雪の中に住んでて

純粋でラベンダーを見ながらカニ食べて暮らしてる、と思われている。

しかし物も考えようだ。例えば、インド人がいるカレー屋とか、ブラジル人の

サッカー選手とか、ロシア人のスパイとかの方が、それっぽくてインパクトが強い。

北海道のお土産で、白い恋人やらルタオのチーズケーキやらが売れている。

「寒い」とか「クリーン」とか「素直」というイメージがウケがいいようであるならば、

お土産だけに限らず、色んな業界で商品商材の企画やら販売戦略を策略して

北海道ブランドを皆で徹底して商売したほうがウケがいいと思う。

せっかく北海道で商売するのであれば、ここでしか出来ないことを考えようじゃ

ないか。原料の安いたらこが本州からお高い明太子になって返ってくるのは

もうごめんだっ。これからは北海道のいいモノを本州にいいお値段で売るのだ。

北の大地の仲間たちよ!明太子の逆襲を始めようじゃないかっ。

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2006年6月13日 (火)

ご声援ありがとうございました

3日間、ご声援、本当にありがとうございました。

おかげさまで首位で北海道から帰ってもらうことが出来ました。

球場で暖かく「がんばれ」と、お声かけいただいた皆さん、どうもありがとぉ

Dscf0179

まりもっこり!

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2006年6月 5日 (月)

虎の穴

P505i0011730972誠に勝手ながら、弊社特別研修のため、

6日(火)~8日(木)・・・たぶん9日(金)まで、

お休みをいただいております。ご迷惑をおかけいたしますが

暖かいご理解のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

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2006年6月 2日 (金)

商売繁盛祈念

P505i0009830648 通天閣のビリケンさん

この間出張のときにはじめて通天閣に登りました。

関西人でも神戸圏の人間で通天閣に登ったことある人って

そんなにいないと思います。関西も広い。

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2006年6月 1日 (木)

3つのお願い

我らの阪神タイガースの札幌ドーム三連戦が来週火曜からと迫ってきて

否応なしに盛り上がる今日このごろ皆さんいかがお過ごしでしょうか。

そんなに口外してないと思うのに、私の顔を見るなり「来週はドームですか?」と

聞いてくるビジネスマン諸氏が多く、阪神ファンも北海道で認知されてきたのね

と目頭が熱くなる午後の一時でございます。

しかしあまり野球をご存じない方が、気をきかせていろいろ話しかけてくれる

のは嬉しいんですが、知らないばかりに時に古傷に塩を塗る発言を無邪気に

する方がいるので、気を付けていただきたいと。その3ヶ条など列記しますと。

1,試合に負けた翌日に「昨日残念でしたね」と声をかけるべからず

2,「今年こそ優勝して日本シリーズ勝ってくださいね」と激励するべからず

3,冗談でも「阪急タイガースになるんですかね」と聞くべからず。

・・・(1)については、負けた試合はいかなる時でも屈辱的で、試合なんて

なかった野球なんて見たことなし、新聞のスポーツ欄は2枚めくりして読まない

朝を迎え、一刻も早く立ち直ろうとしているので、そっとしておいてください。

(2)は去年ロッテに4タテ食らったときはしばらく立ち直れないほどの衝撃

を受け、ガム絶ちをした友人までいましたので、そっとしておいてください。

そして(3)は、私がシンガポールに住んでたら、村○氏の家の玄関に毎朝

ねこまんままいて、虎猫でも餌付けしたろかい、と思ってるくらいシャレにならん

くらい怒っているので、冗談でも言わないようにしてください。

結構デリケートな私たち阪神ファンをどうぞ暖かくお見守りください。

では札幌ドーム一塁側の外野でお会いしましょー、ってまだ来週やっちゅうねん。

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